寺とまち
現在、日本には約7.7万お寺が存在し、これは全国のコンビニの数(約5.6万)を凌ぐ数です
しかし、少子高齢化や人口減少による檀家離れ、後継ぎ不足などにより毎年100近くが廃寺となっており、
今後も多くのお寺がこの危機に直面すると予測されています
お寺は宗教施設である一方、人と人が自由につながるまちの拠り所でもあると思います
境内を駆け回り大木につくセミを採集し、少し怖いと思いながらも墓地近くで遊びまわる子どもたち、
木陰で弁当を食べてお昼寝をするサラリーマン、散歩途中で階段に腰を掛けて休憩する近所の方々
このような自由で多様な風景がお寺にはあります
お寺がもっと身近で公共的な空間となり、お寺もまちから支えてもらう、これからの新しいまちづくりを探ります
協力:株式会社空間技研